通販や日々の支払いが楽になるなどメリットが多いクレジットカード。
申込み条件にクリアしていれば、学生でもクレジットカードを持てるんです。
学生におすすめのクレジットカードは?
学生がクレジットカードを作るときのポイントは?
そもそも、クレジットカードのメリットは?
など、学生がクレジットカードを持つに当たり気になるポイントをまとめました。
学生でクレジットカードの発行を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。
学生が持つのにおすすめのクレジットカード5枚
まずは、学生が持つのにおすすめのクレジットカードを5枚ご紹介します。
JCBカードWは18~39歳以下までしか申し込めない学生向けカード
年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 18~39歳以下で、本人または配偶者に安定した収入がある方 または18~39歳以下の学生の方 ※高校生除く |
ポイント還元率 | 1.0~10.0% |
国際ブランド | JCB |
ETCカード | あり |
旅行損害保険 | 最高2,000万円 |
JCBカードWは、学生が使うことを見越して作られているクレジットカードです。
18~39歳以下までしか申し込めない若者向けのカードで、ポイント還元率が高いことがメリット。
通常プロパーカードはポイント還元率0.5%程度が多いですが、JCBカードWはポイント還元率1.0%もあります。
ポイントを貯めやすく、年会費も無料なのでメインカードとして使いやすい1枚です。
学生でJCBブランドのクレジットカードを作りたい方は、JCBカードWを作っておけば間違いありません。
VIASOカードはポイントが自動でキャッシュバックさて初めて作る学生におすすめ
年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 18歳以上で安定した収入のある方 または18歳以上で学生の方 ※高校生除く |
ポイント還元率 | 0.5~13.0% |
国際ブランド | MasterCard |
ETCカード | あり |
旅行損害保険 | 最高2,000万円 |
クレジットカードを初めて作る学生におすすめなのがVIASOカード。
VIASOカードはポイントが自動でキャッシュバックされるので、ポイントを使う際に面倒な手続きが必要ありません。
ポイントをそのまま支払いに当てられるのでとても便利です。
学生が初めて持つクレジットカードとして使い勝手がいいので、クレカについてよく分かっていない方などはVIASOカードを選んでおくといいでしょう。
三井住友カードナンバーレスは人前でクレカを出す機会が多い学生におすすめ
年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 満18歳以上の方 ※高校生除く |
ポイント還元率 | 0.5~5.0% |
国際ブランド | VISA、MasterCard |
ETCカード | あり |
旅行損害保険 | 最高2,000万円 |
三井住友カードナンバーレスは、カードに番号や名義が記載されていません。
カード番号などは専用のアプリでチェックすることになります。
クレジットカードを人前で出す機会が多い学生にとって、券面にナンバーが書かれていないのはセキュリティ的に安心です。
タッチ決済も利用できるので日々の支払いをスマートに済ませられ、忙しい学生にありがたいカード。
マクドナルドやセブンイレブン、ファミリーマートなどで最大5倍のポイントが貯まるのも嬉しいメリットです。
三井住友カードデビュープラスは初めてクレジットカードを作る大学生にピッタリ
年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 18歳~25歳の方 ※高校生除く |
ポイント還元率 | 1.0~3.0% |
国際ブランド | VISA |
ETCカード | あり |
旅行損害保険 | 最高2,000万円 |
三井住友カードデビュープラスは、初めてクレジットカードを作る学生向けのカードです。
申込み条件は18歳から25歳までで、大学生にピッタリ。
三井住友カードは申し込みから発行までの最短5分でカード番号が発行されるので、「今日中にネット通販でクレジットカードを使いたい」など急いでいる方にもおすすめです。
デビュープラスは三井住友カードの中でもポイント還元率が高く、使い勝手もいいです。
学生のうちしか作れないカードなので、なるべくお得に利用したい方はデビュープラスを選びましょう。
エポスカード年会費無料で申込み条件も厳しくないから学生におすすめ
年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 日本国内在住の満18歳以上の方 ※高校生除く |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA |
ETCカード | あり |
旅行損害保険 | 最高500万円 ※その他傷害治療費用、携行品損害保証等あり |
エポスカードも初めてクレジットカードを作る学生におすすめ。
年会費無料で、申込み条件も厳しくありません。
学生が持つ1枚目のクレジットカードに向いています。
スタバやイオンシネマなど10,000店舗以上のお店で優待が使えるので、毎日の生活を少しずつお得にできます。
クレジットカードとしては珍しい縦型の券面で、見た目もおしゃれです。
どこで出しても恥ずかしくないデザインなので、デートやお友達とのショッピングでも活躍しますね。
学生がクレジットカードを持つメリットとデメリットをしっかりチェック
学生におすすめのクレジットカードが分かったところで、クレカを持つメリットやデメリットを確認していきましょう。
クレジットカードは非常に便利なものです。
メリットが多いだけでなく、デメリットもあるのでしっかりチェックしてくださいね。
学生がクレジットカードを持つメリットをチェック
まずはクレジットカードのメリットを見ていきましょう。
ポイントが貯まってお得!
クレジットカード最大のメリットはポイントが貯まることです。
クレカを使って支払いをすると、それぞれのカードごとにポイントが貯まっていきます。
ポイントはそのままキャッシュバックされたり、商品と交換したり、支払いに利用したりと用途は様々です。
ここでチェックしておきたいのがポイント還元率。
ポイント還元率とは、購入した金額に対して付与されるポイントのパーセンテージのこと。
例えば200円で1ポイント付与されるクレジットカードの場合、ポイント還元率は0.5%となります。
基本的に1.0%以上還元率があるクレジットカードは高還元率と言われるので、クレジットカードを選ぶ指標の1つにするといいですね。
スマートに会計ができる
クレジットカードは毎回の会計をスマートに済ませられるのもメリットです。
現金のやり取りが必要ないので面倒臭さがなく、小銭で財布が膨らむこともありません。
ATMでお金をおろしておく必要もなくなるのはありがたいですよね。
ポイントを貯めつつ、スマートに支払いができるクレジットカードはかなりメリットが大きいと分かります。
明細が見られるので支出がわかりやすい
支払う時だけでなく、支払ったあとにもメリットがあるのがクレジットカードです。
最近はどのクレジットカードを選んでも、スマホアプリやWebで利用履歴が確認できます。
家計簿をつけなくても自分の支出が可視化されるので氏支出管理しやすいのもメリットです。
学生がクレジットカードを持つデメリット
メリットが多いクレジットカードですが、デメリットもしっかり理解しておきましょう。
クレジットカードは支払い時に手元からお金がなくならないので、使い込みやすくなってしまいます。
実際は支払いを遅らせているだけで、翌月口座からの支払いになります。
慣れていないとお金が無限にあるような錯覚に陥って使いすぎてしまうことも。
支払いが遅れたり不足したりすると信用情報に傷がついてしまう可能性があり、そうなると2枚目、3枚目のクレジットカードを作りにくくなってしまいます。
もし自力で支払えなくなると、保護者に代わりに支払ってもらうことにもなるので注意が必要です。
必要以上に使いすぎることが無いよう、クレジットカードを使う場所や目的を限るなど考えて利用できるといいですね。
学生がクレジットカードを作る際に気になるポイントと注意点
学生がクレジットカードを作る際、気になるポイントをまとめました。
いずれもクレジットカードを作る前にチェックしておきたいことです。
申し込み前に確認しておきましょう。
学生のクレジットカードは限度額いくら?
クレジットカードには、1ヶ月に利用できる限度額があります。
限度額は申込者の支払状況や職業などで決定されるものです。
学生の場合、最初の限度額は10万円前後に設定されていることがほとんどでしょう。
限度額を下げたい場合は、ネットや電話などで手続き可能です。
限度額を上げたい場合は、利用状況などによります。
発行されてすぐは限度額を上げられないので、一定期間しっかり支払いをするなど真面目に利用しましょう。
海外旅行などで一時的に限度額を上げたい場合は、電話で確認すると対応してくれる可能性があります。
学生はクレジットカードの審査に通るのか?
そもそも、学生はクレジットカードの審査に通るのでしょうか?
結論としては、学生でもクレジットカードの審査に通ります。
学生は社会人と違った基準で審査されるので、申込情報をきちんと記入すれば問題なく審査にクリアできます。
年収や保護者の情報など、しっかり調べずに適当に記入すると審査に落ちることも。
学生として記入すべき内容を記入して申し込めば基本は問題ないので、申込時に特に気をつけておくといいですね。
収入なしの学生でもクレジットカードは作れる?
クレジットカードを申し込みたい学生の中には、アルバイトなどをしていない収入なしの方もいるでしょう。
収入がない場合、クレジットカードの申し込みは可能なのでしょうか?
学生は社会人と違う基準で審査されます。
そのため、収入の面はあまり重要視されないことが多いです。
アルバイトでや仕送りで毎月一定の収入がある方は、申込時に記入しておきましょう。
収入がない方も、職業で学生を選べば問題ありません。
場合によっては支払い能力のチェックのため、保護者の収入情報を記入する場合があります。
この情報を適当に記入すると審査落ちしてしまう場合があるので、保護者の方と話し合って正しい情報を入力しましょう。
家族カードとは何が違うの?
お母さんやお父さんから家族カードを持つか提案されたことがある方もいるのではないでしょうか?
家族カードは、クレジットカードを持っている申込者の家族が持てるカードです。
本カードと同様に使うことができ、自分で申し込みをする必要がないもの。
学生のうちは家族カードを利用してもいいかもしれません。
自分で申し込むカードと家族カードの違いは、名義が違うことです。
家族カードの申込者はあくまでその家族で、引き落としはその家族の口座から行われます。
振込や現金で家族に利用した分を支払わなければならないので、その点は少し面倒です。
また、明細も共有されます。
何を買ったか、どこで使ったか家族にバレてしまうことは少しデメリットでしょう。
気になる方は家族カードではなく自分の名義でクレジットカードを申し込むといいですね。
リボ払いには注意しよう!
クレジットカードを申し込む際、リボ払いに申し込むとたくさんキャッシュバックされるキャンペーンなどが行われています。
しかし、リボ払いは手数料が高く、完済にかなり時間がかかってしまうデメリットが。
毎月の支払いが一定になるのは便利ですが、その分支払う必要のない手数料も上乗せされてしまいます。
リボ払いはデメリットが多い支払い方法なので、申込時にリボ払いになっていないか必ず確認しましょう。
カードが発行されてからも、リボ払いにしないように意識して利用することが大切です。
学生でも正しく使って便利なクレジットカードライフを楽しもう
クレジットカードは学生でも使える便利な決済方法です。
申し込みから利用まで、クレジットカードの仕組みを理解していればメリットばかりで利用できます。
クレジットカードを便利に利用するためにも、事前に知識を蓄えておくことが大切です。
「クレジットカードを使うのが怖い…」という方も、しっかり事前に調べておけば大丈夫。
学生でも便利に使えるサービスが整っているので、ただし付く使ってクレジットカードライフを楽しんでくださいね!