2017.08.23ライフワーカー

働くことは生活の一部。 楽しみながら頑張り続ける。

平成会計社にお勤めの小宮明日美さん。
産休を終えて早々に仕事に復帰し、管理本部長として活躍されています。

「人生のステージが変わっても、自然体で働く女性が増えて欲しい。自分がそのお手本になれたら嬉しい」と語る笑顔は、とてもチャーミング。
肩肘張ることなく、生き生きと働く様子を取材しました。

――まずは、小宮さんの職歴についてお話し頂けますか?
平成会計社には新卒で入社をしたので、今年で14年目です。
入社当時、30人程度の小さな会社でしたので、総務・秘書・人事等の様々な仕事を行っていました。

入社後3年の間に人員が入社時の3倍以上になり、管理部門にもたくさんの仲間が入社してきました。
それに伴い、管理部門が総務・秘書、経理、人事・企画に細分化され、主に経営企画・研修・人事の業務に携わるようになっていきました。
同時に管理部門のみんなのマネジメントに関与するようになり、現在に至ります。

――今は具体的にどういうお仕事を担当されているのでしょうか?
経理・総務・人事・システム・業務管理という会社の基幹業務を担う管理部門の責任者として、それぞれのチームがうまく稼動するようにコントロールしています。
その他、代表や部長、管理職そして最前線で働く人たちとの橋渡しをするような役割も務めています。



――そもそも、この会社に入ろうと思った理由やきっかけは?
BtoBのサービスをしている会社を探していました。

実は私、就職活動をやり直しています。
デパートの企画職に就職をしようと思い、内定をもらいインターンをしていました。
でも、「もっと楽しく働くことができる環境があるかもしれない」という想いが沸いてしまい、もう一度就職活動をして、この会社に入りました。

面接のときに、代表に「これからもっと大きくなるから、きっと楽しくなるよ」と言われたことをよく覚えています。
入社のタイミングで、日本橋一丁目三井ビルディング(COREDO日本橋)への引越しがあり、その片付けが最初の仕事でした(笑)

――今の部署で働かれていて、どんなところにやりがいを感じますか?
一番は会社の成長、次に採用時に携わった人が成長していることを実感したときにやりがいを感じます。

それは例えば、会社の成長で言うと、組織人数が純粋に増えたことですし、人の成長で言えば、採用時に携わった人たちの昇進時の挨拶が思いのほか立派で、「いつの間にか大きく成長したな」と実感したときです。
人の成長を間近で見れて、実感できることは、とてもうれしいですね。

――平成会計社は、どんな雰囲気の会社なのでしょうか?
良い意味で温和です。
良い人たちが集まっている会社で、風通しも良いというのが一番の特徴だと思います。
とはいえ、管理部門は比較的ゆとりがありますが、会計士や税理士がいる事業部門は、決算や申告、コンサルティング業務に常に追われています。

――締め切りに追われてイライラするようなときには、どうやって気分転換するのでしょうか?
美味しいランチを食べに行きます(笑)
または日本橋高島屋が近いので、旬のお菓子を買い求めに行ったり、時計屋さんに趣味の時計を見に行ったりしています。

趣味の機械式時計は時計師の方たちの技術に対するチャレンジスピリッツが詰っていて勇気をもらいます。
少々マニアックな話になりますが水平に置くパターンと縦に置くパターンとそれぞれにおいて、1週間でどれだけ秒がズレるのか測定します(笑)。

私の一日は、子供を起こすことと、ゼンマイを巻くことから始まるんです。



――お子さんの話がありましたが、家庭環境についても教えて頂けますか?
一昨年の4月に結婚しまして、去年の5月に出産をしました。
ちょうど1歳になる女の子の子供がいます。

――復職はすぐに?
出産から6週間後に復職しました。なにしろ会社が好きなので、健康でしたし出産日の前日まで出社していました。

私は管理職に就いているので、「今の時代だったら敢えて長期の育児休暇を取得したほうが良い」、「自分が頑張りすぎると、部下のみんなも頑張らないといけないと思ってしまう」と悩んだこともありました。

でも単純に、自分はどうしたいかと考えたときに、何よりも会社も好きで働くことが好きだから、出産間近まで働いて、できるだけ早く復職するという選択をしました。
また、自分の娘のためにも早く復帰をしようと思っていました。
私が働いていることが娘が社会に出た時に少しでも役立ったらなと思っていたからです。

実は私の母も私を出産して直ぐに復帰していました。
私が物心ついた頃には、既に母は私と比にならない程バリバリ働いていました。しかもとても楽しそうに。

私にとって母親=楽しそうにいつも働いている人というイメージなんです。
母の働いている姿をみていたことで、実際に最高のOJTを受けていたなと思う場面が社会に出てたくさんありました。

娘が社会人になるころは更に女性の社会進出が当然となっている時代ではないでしょうか。
娘に少しでも私が好きで働いてはいることが役立ってもらえたらなと思っています。

――週末や休日、家族3人でどんな風に過ごされているのでしょうか?
子供がまだ小さいので近所で過ごすことが多いです。

子供ができてからは外出先が全く変わりました。
産前は食べること中心で外出していましたが、産後は子供が遊べるところ、子供が楽しめるところがまず選択する決め手です。

子供が寝てからは1週間分の子供の食事を作ります。
そして時間に余裕があれば仕事に関わる本を読んだりしています。

――これから出産を控えている、あるいは考えている働く女性に、何かアドバイスはありますか?
子育ては大変な代わりに、毎日新しい驚きと発見があります。だから、総じて楽しいですね。
また、できるだけ仕事に復帰した後に自分として困らない状況を想定して準備しておくことをおすすめします。

保育園やその他病気になったときのことなど産後に調べられる方がいますが早くから始めた方が良いことがも多くあります。
私はすぐ復帰することを想定していたので、保育園を認可外も含めると20園程見にいきましたし、ベビーシッターさんにも10人程お会いしました。

自分のためのことだけいうと、産前時にたくさん美味しいものを食べておいてよかったなと思うことも(笑)
美味しい食事と美味しいお酒をゆっくり楽しむのは今のうちにとお伝えしたいです。



――母親になって、仕事に対する気持ちに変化はありましたか?
仕事に対するスタンスや考え方は変わっていません。
変わった部分と言えば、自分が出産して子供ができて、職場で子供がいる人たちの気持ちや大変さを初めてちゃんと分かってあがられるようになったことかもしれません。
今までは、分かっていたつもりだったなと思いました。

私自身、出産を経て意を新たにしたのは、出産をしても、自分が責任を持ちたい仕事は変えたくないし、諦めたくないということです。

「子供ができたから、こういう仕事しかできません」と子供のせいにしたり、自分に限定するのではなくて、私は挑戦したいと思っています。

――その挑戦は、どの程度実現できていますか?
実現はできているけれど、まだまだ上手くできていないと思うことはあります。
代表が状況を理解してくれて、それでも私に変わらず仕事を任せててくれることに感謝しています。
もっともっと頑張りたいですね。

――保育園の送り迎えなど、時間的に制限される部分も多いのでは?
そうですね。時間の制限はありますが、「自分で全部やろうとしない」ということを決め事にしています。
結局自分がやりたがると、人の協力も得にくいのではないかと考えています。
そのため、子供の名前も旦那さんに決めてもらいました。

「私一人では全部できないし、しませんよ」と予め公言することにより、旦那さんはもちろん、義理のお母様や自分の母親も含め、たくさんの人が子育てを手伝ってくれる環境になっています。

その他、ベビーシッターさんにもお願いをしています。
無理を重ねないように伏線を張ることが、とても大事だと思います。

――いろいろな面で、上手にバランスをとりながら働いていらっしゃるのですね。小宮さんは今の仕事のプロフェッショナルとして、どんなことを大切にしているのでしょうか?
まずは健康管理です。
睡眠時間はできるだけ確保するようにしています。

あとは「なにごとも前向きに楽しむ」ことです。どんなことでも学ぶことがたくさんあります。

そして周りの人への感謝の気持ちも含めて、自分が学んだこと感じたことをシェアすることです。

――ちなみに、このオフィスの使い心地はいかがですか?
使いここちというと上からになってしまいますが、最高だと思っています。
このビルは駅直結、東京駅徒歩圏内、羽田・成田空港へも一本でいけるという超好立地なビルです。
ビルの皆さんとももっとこのビルで働く価値をどうあげられるのかということでよくお話したりします。

実は私、時計とビルが大好きで(笑)
都内のビルを見て、関与している不動産会社名を言える程、ビルが大好きです。
都市計画等の発表があると、つい調べてしまいます。

このビルも建設中から、とても気になっていたビルだったので、このビルで働けると聞いたときはとても嬉しかったことを覚えています。

――何か自分のスキルアップのために取り組んでいることはありますか?
習慣として、朝子供が起きる1時間30分前には起きて朝の身支度以外に最低30分は時間をとって勉強するよにしています。
また管理部門関係の仕事なので仕事に関わる月刊誌や書籍を読んだり研修会にも参加しています。

――これからの目標や、実現していきたい展望について教えて頂けますか?
まず1つ目は焦点は、自分ではなく会社です。
この会社を業界No.1にしたくて、この会社を支えていくことが自分の目標です。

2つ目は仕事も子育てもどちらも楽しんで頑張る女性、特にお子さんをもつ管理職の女性がもっともっと増えるように、自分としてできることをしていきたいと思っています。

3つ目は家族が笑顔で毎日楽しく過ごせるように健康管理をしていくことです。

――最後に、小宮さんにとって「働く」とは何か、教えて頂けますか?
それは人生と生活の一部です。全部、繋がっていると思いませんか?
プライベートと仕事は切り離せないですね。

仕事は1日8時間くらい、睡眠は6時間くらいですよね。
そう考えると、1日の大半は仕事だと思うんです。
もしもそれがつまらないとしたら、人生の半分以上がつまらないってことになってしまう。
私にとって、やっぱり仕事は楽しむものだと思うんです。


小宮 明日美
税理士法人平成会計社
管理本部 本部長
総務として入社。秘書室・研修企画グループや人事企画グループを経て、管理本部にて経理/人事/システム管理/業務管理/研修企画も管轄。2016年5月に出産し、産休後復帰。

税理士法人平成会計社
1989年創業の大手会計事務所。上場企業の連結会計/開示サポート、IPOや組織再編など専門性の高いコンサルティングも担う。税務のみならず会計に強いことが特徴。

ライフワーカー

column