2016.08.19

仕事のストレスは音楽フェスで発散しよう!都心から電車で行ける、お薦めフェス情報。

 今年で20周年を迎え、アニバーサリーにふさわしい豪華ラインナップのステージで、大盛り上がりのうちに幕を閉じたFuji Rock Festival。そんなフジロックを筆頭に、数えてみると、現在日本国内では年間100を超える音楽フェスが開催されています。

 7月から8月上旬にかけて、僕も東京近郊で行われたいくつかのフェスに行ってきました。ライブ演奏が素晴らしかったのは言うまでもなく、フードコートの食事は美味しいし、トイレも想像以上に並ぶことなく、快適に楽しむことができました(うだるような猛暑を除けば)。90年代の野外フェス黎明期を思い起こすと、考えられないような環境改善を実感しました。そうした背景には、先人たちの"フェスをいいものにしよう"という想像を絶する努力の積み重ねにあるのでしょう。改めてリスペクトと感謝を贈りたくなりました。





 さて、フェスの楽しみ方はまさに十人十色です。アウトドア趣味を持たない筆者ですが、まわりの友人・知人の多くが、夏前にキャンプグッズを買い集める光景を目にします。また、アーティストのタイムテーブルの確認だけではなく、フードコートに出店する意外な有名店をチェックするグルメ派もいれば、フェス限定Tシャツを買うために開演より早く並ぶビジュルアル系ファンもいたり、さらには夏休みの家族サービスを兼ねて、キッズエリアが充実しているフェスへ向かう親子連れなど、ファン層もどんどん多彩化しています。

 その実情ですが、一般社団法人コンサートプロモーターズによると、2015年度のフェス動員数はFuji Rock Festivalが約115,000人、Summer Sonicが約227,000人、Rock In Japan Festivalが約250,000人、Rising Sun Rock Festivalが約65,000人、Ultra Japanが約90,000人など、主要なフェスの動員数が合計で70万人を超えるという結果が出ています。そのほか全国各地で開催される中小規模のフェスも含めれば、年間100万人を超えるのは間違いありません。「夏休みにはフェスに行く!」というのが、定番のアクティビティとして定着してきているのでしょう。

 これから暑さもひと段落する8月後半からの秋にかけての予定を見てみると、10万人規模のメガイベントではなく、都心からアクセスのいい場所で行われる、サクッとライトに楽しめるフェスが増えてきます。また、大御所のレアなステージなど、洗練された内容のフェスもあるので、大人も大いに楽しめるはず。週末は言うまでもなく、会社帰りに気軽に遊びに行ってみるというのもいいでしょう。そう、音楽は仕事のストレス解消にももってこい! さらに明日からまた頑張る活力になる、最高のエンターテイメントなのです。





 さて、まずお薦めしたいフェスは、高橋幸宏が主催するWORLD HAPPINESS 2016。高橋自身がボーカル/ドラマーも務めるMETAFIVE(高橋幸宏+小山田圭吾+砂原良徳+TOWA TEI+ゴンドウトモヒコ+LEO今井)、矢野顕子、ムーンライダーズ、電気GROOVEなどのアーティストが出演。さらに、ことあるごとに話題になる女性ラッパー、コムアイが在籍する水曜のカンパネラ、ネット世代の"パンク歌手"と呼び名の高い大森靖子なども登場。また、WORLD HAPPINESS 2016は、これまでに清水ミチコやリリー・フランキーなど、音楽的な素養がしっかりとある、文化人や芸人を招集していますが、今年はポカスカジャンが出演予定。こうしたユーモアあるセレクトからも、高橋や運営側のインテリジェンスが感じられます。



 そして、9月に注目なのが、横浜赤レンガ倉庫の特設ステージで、ジャズの名門・ブルーノートが主催するBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2016。ディスコ世代なら誰もが一度は耳にしたことがあるであろう名曲「September」を引っさげ、あのアース・ウインド&ファイアーが出演! また、ジャズ〜フュージョンギタリスト、ジョージ・ベンソンは大ヒットした「Breezin'」を横浜の潮風に乗せて演奏してくれるのかも。さらに、日本人として初めてブルーノートと契約したトランペッター、黒田拓也のステージにも注目が集まります。例えば接待を兼ねて、クライアントを誘ってジャズライブに出掛けるというのも、お洒落イメージで株を上げる絶好のチャンスになるかも!?





 もうひとつ、だんだんと秋めいてくる10月に、ロンドンのデザインチームTomatoの首領、サイモン・テイラーが、横浜アリーナを全編オーガナイズする世界最大級のハロウィンパーティRockwell Sirkusを開催します。ヘッドライナーを務めるのはケミカル・ブラザーズ! 「Block Rockin' Beats」や「Setting Sun」といった名曲群はもちろん、ボーナストラックを収録した来日記念盤「Born In The Echos」からの楽曲もあれば、盛り上がり必至です! 現在、DJ大沢伸一とサイモン・テイラーの共演も決まっていて、どんな化学反応が起こるか、今から楽しみというもの。オリンピックで盛り上がった夏の次は、音楽で秋を盛り上げる! 皆さんもぜひ、誘い合わせて出かけてみてはいかがでしょうか。


【フェス情報】

WORLD HAPPINESS 2016

日程:8月28日(日) 開場11:00/開演12:30
会場:夢の島公園陸上競技場
チケット:ブロック指定 ¥9,500(税込)
     ※レジャーシート付、小学生 ¥1,200(税込)
     ※レジャーシート付、親子チケット ¥10,000(税込)
出演:METAFIVE、矢野顕子、ムーンライダーズ、東京スカパラダイスオーケストラ、電気GROOVE、
   スチャダラパー、GRIM SPNAKY、WEAVER、水曜日のカンパネラほか
http://www.world-happiness.com


Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2016

日程:9月17日(土) 開場 11:00 開演 12:00
会場:横浜赤レンガ野外特設ステージ
チケット:S指定席(特典有)¥26,000、A指定席 ¥19,000、スタンディング ¥10,800
出演:Earth,Wind & Fire、George Benson、マーカス・ミラー、Misia×Takuya Kuroda、
   アンドラ・デイ、ゴーゴー・ペンギン、Ema
http://bluenotejazzfestival.jp


Rockwell Sirkus

日程・会場:10月12日(水)横浜アリーナ、10月15日(土)大阪アクトホール
チケット:横浜:1Fスタンディング ¥10,790(税込)、指定席 ¥10,790(税込)
     大阪:スタンディング ¥10,790(税込)
出演:Chemical Brothers、大沢伸一ほか
http://rockwellsirkus.com/chemicalbrothers/

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